庭に眠る蝉

暑いですねー。
最近はあまりの暑さに耐え兼ねて、滅多に家の外に出ない生活を送っています。
正産期に入ったらどんどん動くべし！と聞くけれど、
坂道だらけの家の周りはあまり歩くのに適さず、
昨日の検診の様子だとそんなに焦る必要も無いかなーと思っているため、
基本的にぐうたら過ごしています。
動く予定は、今週土日に家の床拭き＆ワックスがけをする予定くらい。
気温的には昨日より涼しいらしいのですが、
風があまりに暑かったため、１５時過ぎに寝室へ退避しました。
２７度に設定＋扇風機を回しても、なんだか涼しい気がしないんだが。
体が火照っている気がします。
昼飯にパスタにタバスコなんぞかけたためだろうか。



今日、庭に植えてあるオリーブの木の１つに
蝉の抜け殻が付いているのを発見しました！



蝉の幼虫は土で暮らし、成虫になる際に上がってくるので、
つまりはうちの庭で１年程眠っていたということになります。
それってすごいこと！
だって、１年前はやっと家が建って内装工事をしていた頃。
現在この木が植わっている場所は整地されておらず、
その後引っ越して半年程してから木を植えたわけで。
つまり、何度も土をいじられながらも、この地に眠っていたということに。
よくぞ生き残った！という感じです☆



蝉、と言えば、先日録画していた”八日目の蝉”という映画を見ました。
ある夫婦の間に産まれた赤ちゃんを、
その夫の、堕胎経験により妊娠が望めなくなった浮気相手がさらい、
逃亡生活の果て、子が４歳になる頃、捕まるまで育てる。
その子が大学生となり、自分も不倫相手の間に子が出来て、
産むか否か迷い、自分の生い立ちを振り返り、
自身の出産にある結論を出す、という話。
映画館で予告を見たことはあって気になっていたのですが、
出産前のこの時期に見ることが出来て良かったと思う。
命を育むことの尊さを再発見出来たように感じました。
そして、舞台は何気に去年旅行した小豆島へ行き着くわけで。
私ら夫婦ははオリーブ目当ての旅行だったため、
映画の舞台となった場所の殆どを知りませんでしたが、
あの島ならではの雰囲気が懐かしく、
今度はちびを連れてまた行けたらなーと思いました。

うちで育まれた蝉は、今どうしているのだろうね。